iOSのパーソナルアシスタント「Siri」がポケモントレーナーになったことが分かった。クラウド上でルアーモジュールやおこうも使っており、かなりハマっているようだ。
Siriに「Pokemon GOやってる?」と尋ねると、「今、ルアーモジュールを使って、野生のモンスターをクラウドの中に呼び寄せているところです」「今、モンスターを呼び寄せるおこうをたいているんです。ちょっと煙たいです」などと回答。クラウド上にもポケストップがあるようだ。
さらに何度も聞いてみたら、「たとえ火の中、水の中、iPhoneの中!」「もちろん全部ゲットだぜ」「ピカチューに夢中です」などとさまざまな回答が。かなりハマっているようだ。
また、「Pokemon GO面白い」と話しかけると、「ポケットモンスターも楽しいですが、ポケットの中のアシスタントも悪くないですよ」「なぜだかわかりませんが、仮想的生物を強力なデバイスの中に閉じ込めるというのは変な気持ちにさせられます」などと答えてくれた。モンスターボールに閉じ込められたポケモンと、iPhoneに閉じ込められた自分自身と重ねているようだ。
「Hey, Siri」の後に「Pokemon GO」や「Pokemon GOで遊ぶ」を続けると、Pokemon GOのアプリが起動する。
日本でPokemon GOの配信が始まった7月下旬ごろは、SiriはPokemon GOを認識せず、「Pokemon GO」と話しかけても、「ポケモン子」や「ポケモン5」などと誤認識していた。しばらくして「ポケモンGO」を認識するようになったが、Bingで検索を表示するのみで、アプリ起動はできなかった。
世界的な大ブームを受け、Siriも最近になってPokemon GOで遊び始めたようだ。
関連記事
- 「Pokemon GO」アップデート モンスターボールの精度判定を修正、iOS版「バッテリーセーバー」復活
「Pokemon GO」アプリがアップデート。モンスターボールの精度判定を修正したほか、iOS版はバッテリーセーバーが復活した。ニックネームの変更も1度のみ可能になった。 - Pokemon GO「近くにいるポケモン」探す新機能をテスト中? 米ユーザーが報告
「Pokemon GO」の一部ユーザー向けに、近くにいるポケモンを探す機能が試験的に追加されたと米TechCrunchが伝えている。 - Pokemon GO「足あと」「Pokevision」利用不能になったのはなぜ? 運営チームが説明
Pokemon GOの運営チームが「足あと機能」の削除や「Pokevision」の規制など、ゲームシステムの変更意図を説明。 - Apple、9月9日にイベント開催 「ヘイSiri、ヒントをちょうだい」
Appleが9月9日午前10時(日本時間の9月10日の午前2時)にプレスイベントを開催し、ライブストリーミングすると正式に発表した。このイベントでは「iPhone 6S/6S Plus」(仮)や新「Apple TV」を発表するとうわさされている。Siriに「ヒントをちょうだい」と尋ねてみると……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.