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「銀河鉄道999デザイン電車」復活 西武鉄道が10月運行スタート

西武鉄道が、2014年に引退した「銀河鉄道999」のデザイン電車を10月から復活させる。原作者・松本零士さんが新しいデザインを描き下ろした。

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 西武鉄道と東京都練馬区は9月28日、2014年に引退した「銀河鉄道999デザイン電車」を復活させ、10月8日から池袋線などで運行すると発表した。

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新「銀河鉄道999デザイン電車」のイメージ(c)Leiji Matsumoto, SEIBU Railway Co.,LTD.

 初代の銀河鉄道999デザイン電車(3000系)は、原作者の松本零士さんが大泉学園(西武池袋線)在住というゆかりから、09年に運行をスタート。だが、車両の老朽化などで14年12月に引退していた。

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14年に引退した初代デザイン電車

 新車両は20000系(8両編成)をベースに、松本零士さんが描き下ろしたデザインを採用した。練馬区のオリジナルカラーという「NERIMA GREEN」(ねりまグリーン)を基調に、同作品の主人公・鉄郎やメーテルのほか、別作品の主人公であり、銀河鉄道999にも登場しているキャプテン・ハーロックも描かれている。

 池袋線、西武秩父線、豊島線、狭山線で10月8日から運行を始める。同日には豊島園駅で出発式を開き、臨時電車を走らせるほか、西武球場前駅では車両展示イベントも行うという。

 銀河鉄道999デザイン電車の復活に向けては、西武鉄道とサイバーエージェント・クラウドファンディングが15年7月、クラウドファンディングサイト「Makuake」で「銀河鉄道999」現実化プロジェクトを実施。だが、目標金額の約3000万円に対して約565万円しか集まらず、プロジェクトが中断していた。今回の取り組みでは、西武鉄道と練馬区が独自にデザイン電車を復活させたという。

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