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世界初「ディープラーニングの自動設計アルゴリズム」開発 三菱電機
三菱電機は10月7日、データの特徴を学習して推論処理を行う「ディープラーニング」を自動設計する「ディープラーニング自動設計アルゴリズム」を開発したと発表した。
三菱電機は10月7日、データの特徴を学習して推論処理を行う「ディープラーニング」を自動設計する「ディープラーニング自動設計アルゴリズム」を開発したと発表した。専門知識がなくても、ディープラーニングを活用した人工知能(AI)を短時間・低コストで企業システムなどに導入できるとしている。
学習データがあれば、独自のアルゴリズムでディープラーニングを自動設計できる。学習データの中から特徴的なデータのみを重複なく抽出することで効率的に適切なネットワークを構築できるという。機器のシステムに依存しないため、使用環境に合わせた高度な推論処理が可能だとしている。
従来、企業システムにディープラーニングを導入するには、AIの専門家に依頼して設計してもらう必要があったが、このアルゴリズムを使えば、企業内のシステム専門家だけで設計でき、AI専門家に依頼する必要がないという。専門家に依頼した場合は数日〜数週間かかっていた設計が、数分〜数時間に短縮できるとしている。
開発した内容は、ニューラル情報処理に関する国際会議「ICONIP」(10月16日〜21日、京都大学)で発表するほか、情報科学に関する国際学会の会議録「Lecture Notes in Computer Science」(発行:Springer)に掲載される。
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