11月24日、関東地方で気温が急激に低下して雪が降り、暖房向けの電力需要が増えた。東京電力管内では午前10時以降、電力の使用状況が95%を超える「厳しい」状態に。東電は、節電に協力するよう呼びかけている。
電気の使用量(総需要)を電気の使用可能量(総供給力)で割った需給実績は、24日午前10時台には95%を超える「厳しい」レベルに。ピークと想定される11時台も95%で、当初想定していた予測値(97%)は下回ったが、需要が大きい状態が続いている。
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東北地方太平洋沖地震の影響で電気の供給能力が不足するおそれがあるため、東京電力は、不要な照明や電気機器の使用を控えるなど節電を呼びかけている。
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