厚生労働省は11月30日、国や都道府県が求職者など向けに行っている公的職業訓練の愛称を「ハロートレーニング」、キャッチフレーズを「〜急がば学べ〜」に決めたと発表した。全国の職業訓練実施機関やハローワークで使う。
同省は、公的職業訓練の「訓練」という言葉のマイナスイメージを払拭し、認知度を向上させるため、6月〜7月に愛称・キャッチフレーズを公募。2857件の応募があり、11月17日に開催された選定委員会(委員は作詞家の秋元康さん、落語家の三遊亭円楽さんなど4人)の審査で採用作を選んだ。
愛称の「ハロートレーニング」は、新たな出会いを表す希望の言葉「ハロー」と、トレーニングで鍛えた筋肉のように仕事に必要な「スキル」を身につけて欲しいという気持ちを表したという。
キャッチフレーズには、新たな職業やスキルにチャレンジするには時間がかかるかもしれないが、「急がば学べ」で焦らず前向きに――という気持ちを込めたという。
関連記事
- 「読ませる」──官邸ドローン事件・容疑者が描いた漫画「ハローワーカー」に注目集まる 失業や高齢化テーマ
首相官邸ドローン事件の容疑者が描いたとみられる漫画に注目が集まっている。少子高齢化や失業をテーマにした短編2本で、「うまい」「読ませる」などの感想が寄せられている。 - 警視庁Twitter大喜利の結果は……「母さん助けて詐欺」
「振り込め詐欺」の新しい呼び方をTwitterなどで募集した警視庁は、最優秀作品「母さん助けて詐欺」など3点を発表。 - 警視庁、「振り込め詐欺」の新しい呼び方をTwitterで募集
「振り込め詐欺」という呼び方が犯行の実態を的確に表現できていないとして、警視庁が新しい名称をTwitterなどで募集している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.