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Netflix、コンテンツによってはダウンロード/オフライン視聴が可能に
定額動画配信サービスのNetflixが、一部のコンテンツをダウンロードし、オフライン環境でも再生できるようにした。月額650円の「ベーシック」でも可能だ。
米定額動画配信サービスのNetflixは11月30日(現地時間)、日本を含む世界の、すべてのプラン(ベーシック、スタンダード、プレミアム)のサービスで、一部のコンテンツのダウンロード/オフライン視聴を可能にしたと発表した。
Wi-Fi環境であらかじめコンテンツをダウンロードしておけば、飛行機の中など接続できない環境での再生が可能になり、またパケット料金を気にせずにコンテンツを楽しめる。
この機能は、Netflixアプリの最新版をダウンロードしたiOS/Android端末で利用可能だ。Webブラウザ経由のNetflix.jpでの視聴には対応しない。
コンテンツがダウンロード可能かどうかはコンテンツ提供者とNetflix間のライセンス条件による。ダウンロード可能な場合、コンテンツページの再生ボタンの隣にダウンロードボタンが表示される。
ダウンロード品質は、低画質の「スタンダード」と高解像度(具体的な解像度は不明)の「高画質」の2種類から選べる。低画質なら保存容量もダウンロード時間も少なく/短くて済む。
ダウンロードしたコンテンツは「マイダウンロード」で開ける。
競合するサービスでは、米Amazon.comの「プライムビデオ」でもiOS/Android/Fire OS端末でのコンテンツダウンロードが可能になっている。
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