ヤフーと東京都渋谷区は1月23日、災害時の情報発信で連携すると発表した。同日から、渋谷区の緊急災害情報や避難所開設状況などをWebサービス「Yahoo!防災速報」で提供する。
Yahoo!防災速報は、スマートフォン向け無料アプリ(iOS/Android)をダウンロードするか、PC・携帯のメールアドレスを登録して使うサービス。「自治体からのお知らせ」を受信する設定にしておくと、渋谷区が情報発信したタイミングで通知が届く。
区民のほか渋谷区に勤めている人も含め、帰宅困難者になり得る人にいち早く情報を伝えるのが目的。スマホでは、アプリを起動していなくても画面上に通知を表示する。
関連記事
- 渋谷区、LINEを行政サービスに活用 区役所窓口の混雑状況など配信へ
LINEと東京都渋谷区が、アプリ「LINE」を行政サービスに活用する協定を締結。妊婦検診の案内、区役所窓口の混雑状況などを配信予定という。 - 災害情報をスマホに通知「NHKニュース・防災アプリ」 テレビ映像の同時配信も
最新ニュースや災害情報を掲載するスマホ向けアプリ「NHKニュース・防災アプリ」 がリリースされた。 - NEC、防犯カメラに映る混雑状況“見える化”技術 人の流れから異常を検知
防犯カメラの映像から混雑状況を把握する技術を、NECが「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2015」に出展している。 - 「東京湾で震度7」誤報、気象庁が再発防止策
気象庁が8月1日に緊急地震速報を“誤報”したトラブルを受け、同庁が再発防止策を施したシステムの運用を12月14日に始める。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.