NECネッツエスアイは1月25日、人がいる環境で自律的に荷物を運ぶ屋内用ロボット「Relay」(米Savioke製)を、2017年度上期中に日本で提供すると発表した。
Relayは、本体上部の収納スペースに入れた荷物を目的地まで運ぶ自律型搬送ロボット。エレベーターを使ったフロア移動も可能で、ホテルの各部屋に軽食や飲み物、アメニティーなどを届けるといった使い方ができる。米国では、ヒルトンやマリオットなどのホテルを中心に導入が広がっているという。
NECネッツエスアイは、導入のためのインフラ構築から運用、メンテナンスまでを一括で提供。ホテルだけでなく、オフィスビルやマンション、倉庫、介護施設などにも提案していく。
Relayの公式ビデオ
関連記事
- ドコモ、離れた家族を見守るぬいぐるみ型ロボ「ここくま」発売
ボイスメッセージ送受信機能や、ユーザーの見守り機能を備えるクマのぬいぐるみ型ロボットを発売。 - 情報を小出しに伝えてくれるロボット「Muu」 決して“便利”ではないロボットに未来感
東京ビッグサイトで開催中の「第1回 ロボデックス」に展示された。 - 天井にドローン搭載 ベンツが提案する未来の宅配用コンセプトカー
独Mercedes-Benzが、宅配用バンのコンセプトモデルを出展。荷台はロボット、天井には配達用ドローンを搭載する。 - ロボット「タチコマ」による商品受け渡しサービス、渋谷マルイで開始 「動かなくても集客できれば優秀」
人類には、まだタチコマは早すぎたのか? - 「AmazonやGoogleに負けられない」──KDDI、2017年にドローン事業化へ ゼンリンらと提携
2017年のドローン実用化に向けて、KDDIとプロドローン、ゼンリンが事業提携。「ネットワーク」「ドローン機体」「3次元地図データ」を結集し、いち早く商用化を目指す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.