ニュース
Android版GmailにGoogle Walletの送受金機能(まずは米国で)
Googleが、米国のAndroid版Gmailアプリに送金機能を追加した。メール作成時に添付ファイルとして金額を入力したファイルを添付することで請求/送金できる。
米Googleは3月14日(現地時間)、Android版Gmailアプリに決済機能を追加したと発表した。米国でのみ利用可能。
例えば会費徴収や割り勘の飲み代支払いなどをGmailで行える。アプリの新規メール作成画面で添付アイコン(クリップアイコン)をタップし、「Send Money」(送金の場合)あるいは「Request Money」(徴収の場合)をタップし、表示される画面で金額を入力して送るだけ。
受け取ったユーザーは、数タップで自分の口座に入金できる。手数料は掛からない。
この機能は「Google Wallet」との連係で実現している。Webブラウザ版のGmailでは、米英で2013年から使えている。
コラボレーションツール内での決済サービスとしては、米Snapchatの「Snapcash」、LINEの「LINE Pay」、米FacebookのMessenger内決済サービスなどがある。
関連記事
- Facebook、メッセンジャーに友達間送金機能を追加へ
Facebookがメッセンジャーに送金機能を追加する。メッセンジャーの送金ボタンをタップして金額を入力すると、相手に送金できる。双方がアカウントにデビットカード情報を登録しておく必要がある。 - LINEの決済サービス「LINE Pay」スタート 相手の口座知らなくてもLINEの友人に送金
LINEと連携した送金・決済サービス「LINE Pay」がスタート。まずは、LINEを通じてユーザー間での送金が行える機能などを提供する。 - Snapchat、友達に送金できる「Snapcash」発表 Squareとの提携で
若者に人気の消えるメッセージングアプリ「Snapchat」で友達に送金できるようになる。デビットカードを登録しておき、「$30.25」などと金額をメッセージとして送信するだけ。決済はSquareが行う。 - メール1本で送金できる「Square Cash」、米国でスタート
モバイル決済サービスを手掛けるSquareが、Gmailなどの普通のメーラーでメールするだけでメールの宛先に送金できるデビットカードを使ったサービス「Square Cash」を米国で開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.