ニュース
中古iPhone・Androidの平均価格を毎月発表 中古スマホの業界団体が発足
中古スマホを扱う8社が業界団体を設立。iPhoneやAndroid価格などのデータを集計した平均買い取り価格を毎月発表する。
中古スマートフォン端末を扱う8社がこのほど、中古モバイル端末の普及と健全化を目指す団体「リユースモバイル・ジャパン」(RMJ)を設立した。iPhoneやAndroid価格などのデータを集計した平均買い取り価格を毎月Webサイトで発表する。
8社は、携帯市場、ゲオ、TSUTAYA、ブックオフコーポレーション、エコケー、日本テレホン、ネオリア、パシフィックネット。正会員や賛助会員も募集している。
大手キャリアの携帯電話料金が高止まりする中、中古のスマートフォンの端末は、低廉なモバイルサービス利用手段として注目を集めている。一方で、行政との意見公開の受け皿となる団体がないことや、通信の利用制限がかかったまま流通する中古端末「赤ロム」の問題などの課題が顕在化してきた。
8社は、行政と継続的に意見交換を行うほか、スマートフォンの買い取り価格を集計した「平均買い取り価格」を、4月からWebサイトを通じて公表し、買い取り市場の公正性・透明性を消費者に伝えていく。
関連記事
- ノジマの通販サイト、「中古iPhoneの箱と付属品」に本体の説明文つけ販売 「人為的ミス、返品対応済み」
「ノジマオンライン」で、中古のiPhoneの箱と付属品だけを販売しているページに「端末初期化済み」などと書かれ、「iPhone本体を販売している」と誤解した人が購入してしまった問題。ノジマは購入者に説明し、返金・返品対応したという。 - iPhone中古購入に異変? Appleのサービス終了で
アクティベーションロック確認サービスが終了したことで、中古iPhone購入の際に問題が起きる可能性も。 - ヤフオクで落札した端末もOK 中古スマホの故障・紛失・盗難補償サービス ヤフーが開始
「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」で購入した中古スマートフォンの故障や紛失・盗難を補償する新サービスがヤフーから。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.