人間型ロボットが2丁拳銃を構え、次々とターゲットを撃ち抜く――そんな射撃訓練の動画を、ロシア連邦政府のドミトリー・ロゴージン副首相が自身のTwitterで公開した。
動画(1分2秒以降)では、軍が開発しているロボット「FEDOR」(ヒョードル)が両手にハンドガンを持ち、次々と的を撃ち抜く様子が収められている。
ロゴージン副首相は「射撃訓練は、ロボットに優先順位と瞬間的な判断を教えるための手段。私たちはAI(人工知能)を作っているのであって、映画に登場する『ターミネーター』を作っているわけではない」とツイート。同技術は、宇宙・航空の分野で活用するとしている。
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