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「VRが世の中を変えると確信した」 元ネトゲ廃人の公務員がVR専門メディアを立ち上げるまで新連載・ゆとり記者が聞く(1/4 ページ)

異色の経歴を持つVR専門メディア「Mogura VR」の久保田編集長に、VRに傾倒する理由を聞いた。

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 先日、VR界の「神童」パルマー・ラッキー氏が、半裸に近いコスプレ姿で徳島県のアニメイベント「マチ アソビ」に現れたことが話題となった。

 日本アニメが大好きな彼への独占取材を実施し、3本にわたるロングインタビューを掲載したのが、VR専門のニュースサイト「Mogura VR」だ。

 「VR(仮想現実)は人の進化を加速させる。VRによって人の価値観や社会そのものがどう変わるのか。それを見たい、そしてより良い体験を増やしたいんです」――そう語るのは、Mogura VRの久保田瞬編集長。彼自身、日々VRの取材で国内外を駆け回り、2017年だけで4回海外のイベントに出向いたという。

 学生時代にネットゲームにハマり、1つのソフトに1万時間以上費やす“ネトゲ廃人”生活をへた後、国家公務員の道へ。ベンチャー企業の勤務をへて、ネトゲで苦楽を共にした中高の同級生と2人でインディーゲームを中心に紹介するメディア「もぐらゲームス」を立ち上げ、「Mogura VR」に至る――という、一風変わった経歴の持ち主だ。

久保田さん
VR専門のニュースサイト「Mogura VR」の久保田瞬編集長。Mogura VRのオフィスには多くのVRデバイスが並ぶ

 初めてVRに触れたとき、「これはすごいものが出てきた」と思い、その後「これは社会を変えるものだ」と強く意識するようになったという。根っからのゲーマーだった彼は、VRのどこにほれこんだのか。自らメディアを立ち上げるほどVRに傾倒する理由を聞いた。

連載:ゆとり記者が聞く

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