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「シャープのX1」復活? 「Android One X1」名前の由来は

シャープの「X1」が復活か――ワイモバイルの「Android One X1」に、往年のPCユーザーからこんな声があがった。

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 シャープの「X1」が復活か――ワイモバイルブランドで5月31日に発表されたシャープ製Android端末「Android One X1」に、往年のPCユーザーからこんな声があがった。シャープが1982年に「パソコンテレビ」として発売したPCと同じ「X1」の名称を冠していたからだ。

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Android One X1
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シャープのパソコンテレビ「X1」初代機「CZ-800」のカタログより(シャープの「レトロ家電カタログより)
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「X1 CZ-800」のカタログより

 「X1」シリーズは、シャープのテレビ事業部が開発したPCで、初代機の型番は「CZ-800」。PC画面とテレビ画面を重ね合わせる「スーパーインポーズ」機能などを売りにしていた。

 今回、「X1」の名称が、30余年の時を経てAndroidスマートフォンで復活した形で、往年のファンからは「シャープ製の『X1』というだけで買う価値がある」などの声も。「Android One X1」の名称は、パソコンテレビ「X1」と関係あるのか――シャープの広報担当者に聞いたところ、「因果関係はございません」とあっさり。

 ワイモバイルを担当するソフトバンクの広報担当者にも由来を聞いたが、「X1という名称にそれほど意味はない」とばっさり。「Android One X1は、Android One Sシリーズの上位機種に当たる。名前をシンプルに分かりやすくしようという意図で、アルファベット1文字にした。Sの上位ということでXを採用したが、Xそれ自体に特に意味はない」という。

 かつて創立間もないソフトバンクは、シャープ製PCの専門誌を発行。当初は「MZ-80」にちなんで「Oh! MZ」という誌名だったが、「X1」「X68000」の人気の高まりを受け誌名を「Oh! X」とした。両社にはそんなつながりもあるのだが、これもおそらく無関係なのだろう。

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