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Microsoft、「LinkedIn」のWindows 10(UWP)アプリをリリース
Microsoftが傘下のビジネスSNS「LinkedIn」のWindows 10アプリをリリースした(7月末までにローリングアウト完了予定)。アクションセンターやライブタイルにプッシュ通知が表示されるようになる。
米Microsoft傘下のLinkedInは7月17日(現地時間)、ビジネスSNS「LinkedIn」のWindows 10アプリをWindowsストアで公開したと発表した。現在“ローリングアウト”中で、7月中に全ユーザーがインストールできるようになる見込み。
LinkedInのWindows 10アプリをインストールすれば、求人情報などのプッシュ通知をWindows 10の「アクションセンター」で受け取れるようになる。ライブタイルで最新情報を表示することも可能だ。
表示する通知の種類などは、アクションセンターで細かく設定できるという(本稿執筆現在、筆者のWindowsストアにはまだアプリが表示されないので確認できない)。
アプリのユーザーインタフェースはWebアプリ版とほぼ同じようだ。
Microsoftは昨年12月にLinkedInの買収を完了した際、LinkedInの通知をアクションセンターで表示できるようにするという構想を発表していた。同社は今後、LinkedInのユーザープロフィールおよびネットワークとOutlookおよびOfficeとの連係、Microsoftの多様なサービスでのLinkedInの広告コンテンツの表示などを進めていく計画だ。
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