「マジンガーZ」×「麻しんがゼロ」 厚労省が啓発ポスター、ダウンロードOK
「みんなで目指そう『麻しんがゼロ』」――厚生労働省は7月27日、「マジンガーZ」とコラボした「麻疹」予防キャンペーンを始めた。
「みんなで目指そう『麻しんがゼロ』」――厚生労働省は7月27日、「マジンガーZ」とコラボした「麻疹」(ましん/はしか)予防キャンペーンを始めた。マジンガーZのイラストをあしらった啓発ポスターを作成。Webサイトでダウンロードできる。
麻しんは感染力が強く、感染すると肺炎や中耳炎になることもあり、先進国でも患者1000人に1人が死亡するといわれているという。
日本は2015年、土着の麻しんウイルスが存在しない「麻しん排除国」に認定されており、日本で発祥する例は、海外で感染した人が発症する輸入症例だという。
同省は「海外渡航を検討している人への積極的な注意喚起が必要」とし、「みんなで目指そう『麻しんがゼロ』」のキャッチコピーと、マジンガーZのイラストをあしらったリーフレット/ポスターを作成した。
ポスター(A2)とリーフレット(A4)のデータは、Webサイトからダウンロード可能。ポスター約3000部とリーフレット約16万部)は、8月上旬をめどに全国の自治体や検疫所、パスポートセンターなどに配布する。
マジンガーZは1972年に漫画家・永井豪氏によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された漫画作品で、アニメも人気を博した。同省は「40代〜50代だけでなく若い世代にも幅広く認知されている」としてコラボ企画に採用。来年1月公開予定の「劇場版マジンガーZ」(仮題)の公式サイトやTwitterでも、麻しんの感染予防に関する情報を発信する。
厚労省とアニメ・マンガコンテンツのコラボ企画としては、昨年11月、「美少女戦士セーラームーン」とコラボレーションし、性感染症の予防、早期発見・治療を訴えるポスターが話題になった。
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性感染症の予防や早期発見を促すため、美少女戦士セーラームーンとコラボしたポスターを厚労省が作成。自治体などに配布するという。
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