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「電力不足」緊急速報メールを誤送信 経産省が謝罪

「(テスト:緊急)電力需給ひっ迫」――そんな緊急速報メールを誤送信したと経産省が謝罪。

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 「(テスト:緊急)電力需給ひっ迫」――8月9日午前9時39分ごろ、北海道内の携帯電話宛にそんなメールを緊急速報として誤送信したと、経済産業省が同日謝罪した。テストメールを誤送信したもので「現在、電力需給ひっ迫は生じていない」という。

 午前9時39分ごろ、資源エネルギー庁が北海道内のNTTドコモの携帯電話ユーザー(約83万件)に、エリアメール(緊急速報)を誤送信した。メール内容は、電力不足が生じているため、電化製品の使用をなるべく控えるように要請するものだった。午前10時22分ごろ、対象のユーザーに訂正・おわびのメールを送信したという。

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エリアメール(NTTドコモの公式サイトより)

 経産省によれば、毎年8月ごろ、電力不足時に備え、一部のユーザーを対象に緊急速報が送れるかをテストしている。だが、資源エネルギー庁がその宛先の設定を誤り、「北海道内のドコモユーザーの皆さまの携帯に送信した」という。

 同省は「多くの皆さまにご心配、ご迷惑をかけたことをおわびするとともに、二度とこうした事態が発生しないよう、再発防止に努めます」と謝罪している。

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経産省の発表より

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