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ネオナチサイト「Daily Stormer」、Googleによるドメイン停止を受けダークWebへ

シャーロッツビルで殺害された犠牲者が「死んでよかった」などと書き、利用規約違反でGoDaddyとGoogle Domainから停止されたネオナチサイト「Daily Stormer」がTorネットワークで復活した。

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 GoDaddy、Google Domainからドメインを停止されたネオナチサイト「Daily Stormer」が、匿名化ネットワーク「Tor」で復活した。同メディアのものとみられるTwitterのステータスアカウントが8月15日(現地時間)にURLをツイートした。

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 Torネットワーク上のサイトは、Google検索などで検索しても表示されず、専用プログラム、ブラウザをインストールしないと接続できないため「ダークWeb」と呼ばれることもある。

 同サイトにアクセスした米Vice Newsが掲載したスクリーンショットによると、トップページはそれまでと同じデザインで、ビットコインか私書箱へのキャッシュでの寄付を募るメッセージが表示されている。「ユダヤのテロリストに提訴されており、存続するには寄付が必要だ」とある。

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8月14日時点のDaily Stormerのトップページ

 Daily Stormer(このメディア名はナチスのプロパガンダ紙に由来する)は極右的な内容で知られる白人至上主義、ネオナチサイト。13日にバージニア州シャーロッツビルで発生した極右対反対派の衝突で殺害された女性について「死んで多くの人が喜んでいる」などという記事を掲載し、GoDaddyおよびGoogleが利用規約違反だとしてドメインを停止した。

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