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“脱出”を先導した漫画家に聞く「Twitterアカ凍結の問題点」 Pawooの21万人ユーザー突破に寄せて(1/2 ページ)

「悲しい過ちを繰り返さないでほしい」と、同人漫画家のめんていさんは願う。

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 分散SNSマストドン(Mastodon)のインスタンスとして初めて20万ユーザーに到達し翌日には21万を突破した、ピクシブ運営のPawoo。急激なユーザー増の背景には頻発する漫画家・絵師のTwitterアカウント凍結問題があった。

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Pawooの20万ユーザー突破の原動力となったツイートとは

 Pawooへの「エクソダス」、脱Twitterを加速したツイートの投稿者である同人作家、めんていさんに、その背景を寄稿していただいた。

表現者にとって安住の地

 今回、Pawoo 21万人達成に関するコメントをさせていただくことになりました。成人向けでロリ作品を中心に活動している同人作家のめんてい(めんていやくな)です。よろしくお願いいたします。

 このたびはPawoo 21万人ユーザー突破おめでとうございます。開設した4月からずっと期待しつつ、Pawoo利用者の1人として見つめていましたが、表現者にとって安住の地でありそのままの形でここまで大きく発展してもらえて嬉しいです。

 私はPawoo内部の人間ではなく、1ユーザーとして今Twitterで凍結問題が認知され始めた中、『絵描きにとって必要な場所であり交流の場』としてMastodon内でもイラストコミュニケーションサービスのPixivが運営しているPawooを推している者なのですが、この場にてお祝いと感謝の言葉を述べさせてもらいます。

 今回のTwitter→Pawooへの大量の移住・両立は私の発言(Pawooの簡易的なメリット説明)がもたらしたものであることは事実であると思います。その発言が大きく反響を呼んだのも、「明らかに罪のない一般向け作家」がある特定の方法で通報システムを悪用され、凍結されてしまったことにより、作家の不安が一気に爆発したものだと思います。

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