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メルカリで「ウイルス入手法」販売 中2を児相に通告
「メルカリ」で「コンピュータウイルスを入手する方法」を販売したとして、奈良県警が中学2年の男子生徒が児童相談所に通告した。
フリマアプリ「メルカリ」で、「コンピュータウイルスを入手する方法」を販売したとして、奈良県警は9月5日、不正指令電磁的記録提供の非行内容で、大阪府の中学2年の男子生徒を児童相談所に通告した。この男子生徒からウイルス入手法を購入した不正指令電磁的記録取得の疑いで、14歳〜19歳の少年4人もそれぞれ書類送検した。
大阪府の少年は今年3月、スマートフォン画面に人の顔を多数表示させるウイルスの入手法をメルカリに出品し、14〜19歳の4人の少年が購入。大阪府の少年は4人にウイルスのダウンロードサイトを教える見返りとして、計約5000円相当のポイントを得ていたという。奈良県警がサイバーパトロールで発見し、捜査を進めていた。
メルカリによると、奈良県警から3月21日に照会を受け、当日にアカウントを停止するなど捜査に協力してきたという。ウイルスの出品は利用規約で禁止しており、パトロールで削除してきたが、「今回取引に至った4件は商品情報が著しく不足しており、削除できていなかった」と説明。今後は「一層パトロールの強化を進める」としている。
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