JR西日本は9月7日、ICカード乗車券「ICOCA」で、2018年秋をめどに新しいポイントサービスを導入すると発表した。利用区間や回数に応じポイントを付与し、電車運賃の支払いなどに使えるという。
ICOCAを自動改札機で利用(入場・出場)した1カ月間のデータを集計し、利用区間や回数などに応じ、ポイントを付与する考え。付与されたポイントをチャージすると、電車の利用や買い物に使えるという。
同社は、すでに「J-WESTポイント」がたまる「SMART ICOCA」を発行している。J-WESTポイントは、電車利用200円ごとに1ポイントがたまり、1000ポイント以上でSMART ICOCAにチャージできる。新ポイントサービスは、J-WESTポイントとは異なり、チャージ可能な交換条件を見直すなど差別化を図る方針という。
ICOCAは03年に導入し、累計発行枚数は1570万枚以上(7月時点)。「今後さらなる利便性向上とより一層の利用拡大を図る観点から、ポイントサービスを導入する」としている。
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