ニュース
Amazon、読み放題「Prime Reading」日本版スタート プライム会員向け
アマゾンジャパンが電子書籍が読み放題になるサービス「Prime Reading」を、プライム会員向けに提供スタート。
アマゾンジャパンは10月5日、数百冊の電子書籍が読み放題になるサービス「Prime Reading」の提供を始めた。Amazonプライム(年額3900円、月額400円/税込)会員向け。すでに提供している読み放題サービス「Kindle Unlimited」と比べると対象作品数は少ないが、プライム会員費だけで利用できる。
小説やビジネス書、漫画、雑誌などをラインアップ。雑誌は新刊と随時入れ替えるという。5日時点では『陰日向に咲く』『学校では教えてくれない大切なこと』『カーネギー話し方入門』など896冊を用意している。
Kindle端末やFireタブレットのほか、Kindle無料アプリに対応するスマートフォンやタブレット、PCを使って読める。Kindleアプリの「Popular Highlights」「X-Ray」「カスタマーレビュー」などの機能も使えるという。
アマゾンジャパンは、昨年8月から読み放題サービス「Kindle Unlimited」を提供。月額980円(税込)で180万冊以上が読み放題になる。これに対しPrime Readingは、取り扱う作品数は少ないが、プライム会員であれば追加料金なしで使える。
同社のジャスパー・チャン社長は「これからも『プライム会員にならないなんて考えられない』とユーザーに感じてもらえるよう、特典を充実させたい」としている。
関連記事
- 「Amazonプライム」に月額プラン 月400円
「Amazonプライム」に月額400円の新プランが登場。年間プランと同じく「お急ぎ便」「プライム・ビデオ」「Prime Music」などのサービスを利用できる。 - 日本未公開映画を独占配信「Amazonビデオ ミニシアター」スタート
日本未公開の映画を先行独占公開する「Amazonビデオ ミニシアター」がスタート。 - “Kindle読み放題”で950万円稼いだ同人サークル、読み放題から撤退 作品いきなり削除に「不安」
「Kindle Unlimited」でアダルト漫画を販売してきた同人サークルが、同サービスから撤退すると発表した。突然、一部の作品が削除され、問い合わせても納得のいく説明がないことなどに不信感を募らせたという。 - Amazon.com、プライム会員向けに“1000冊以上読み放題”の「Prime Reading」開始
Amazon.comが、米国のプライム会員向け新サービス「Prime Reading」の提供を開始した。1000冊以上の電子版書籍、コミック、雑誌が読み放題。100万冊以上を読める別サービス「Kindle Unlimited」より規模は小さいが、ラインアップにはベストセラーや人気雑誌も並ぶ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.