「うなずく」動作は、「首を横に振る」「じっとしたまま」より好感度が40%アップする――そんな研究結果を、北海道大学がこのほど発表した。マナー教育や、Webサービスのアバター、ヒューマノイドロボットの評価などに役立つという。
研究チームは、3DCGで作成した女性が「うなずく」「首を横に振る」「じっと静止している」短い動画を作成。18歳以上の男女49人に、動画ごとに人物の印象(好ましさ、近づきやすさ)を1〜100の範囲で評価してもらった。
すると「うなずく」が「首を横に振る」「静止したまま」より、好ましさが約30%、近づきやすさが約40%高い結果が出たという。
研究成果は、知覚心理学の学術誌「Perception」(電子版)に9月24日付(英国時間)で掲載された。
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