エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は10月16日、ロボットが接客する「変なホテル」を、2019年3月までに東京や大阪など計10カ所にオープンすると発表した。まず17年12月に「変なホテル東京 西葛西」(東京都江戸川区)を開業する。
変なホテルは、フロント業務やロッカーへの荷物預かりなどを恐竜型や人型のロボットが担当するホテル。新設するホテルは、訪日旅行者などのレジャー観光客をターゲットにした「都市宿泊型」として、2人以上で泊まる客室を増やす。
18年以降は、銀座や浜松町、浅草橋、赤坂、羽田にも順次開業。18年12月には博多(福岡県博多区)、心斎橋北(大阪府中央区)、心斎橋(同)、19年3月には京都(京都府)にもオープンする計画だ。客室数は100室前後が中心(羽田は200室)。
変なホテルは、これまでハウステンボス(長崎県佐世保市)の園内や、東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の徒歩圏内などで運営。ハウステンボスのホテルでは、全体の7割の業務をロボットが行うなどして省力化しているという。
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