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PasocomMini MZ-80Cが我が家に届いた 古くて新しい「8ビットパソコン」を使ってみた立ちどまるよふりむくよ(1/2 ページ)

とりあえず同梱ゲームを遊ぶところまで。

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 ぼくが最初に買ったコンピュータはシャープのMZ-80K2Eで、35年前、1982年のことだ。それとほぼ同じマシンをRaspberry Pie A+ベースでミニチュアサイズ(4分の1)に再現した、ハル研究所の「PasocomMini MZ-80C」が我が家に届いた。6月1日に予約注文したものだ。

 MZ-80K2Eをいっしょに買った妻が気に入っていたゲームをこのミニチュアMZ-80でプレイするのが最終的な目標なのだが、そもそもそれが可能なのかどうかを確かめたい。まずはPasocomMini MZ-80Cの実機(ラズパイ上でエミュレータが動いているのだが)の動作チェックをしてみようと思う。

 PasocomMini MZ-80Cのプロトタイプは発表会で見ていたのだが、実物はそのときよりもずっと質感が高いもので、さすが青島文化教材社がきっちり手がけただけのことはある。

 パカッと開けると、そこにはラズパイがそのまま入っている。エミュレータやゲーム、SmileBASICが入ったシステムを搭載したmicroSDカードだけでなく、カセットテープやそれに貼るシール、ディスプレイ部分に貼るスクリーンショットなどの細々したパーツも用意されている。

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フィギュアのようにていねいに梱包されている

 実機と比較してみた。PasocomMini MZ-80Cを注文した後で、ヤフオクでMZ-80K2の実機を落札したのだ。ソフト(カセットテープ)は付属していないため、SP-1002というモニタープログラムしか動作しない。

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MZ-80K2実機の上に載せてみた
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SP-1002を動かしているMZ-80K2を背景に
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中を開けるとラズパイがそのまま
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