楽天は12月6日、楽天会員IDを活用したオンライン決済サービス「楽天ペイ」の決済手段として、分割払いの提供を開始した。楽天ペイを導入している一部のサイトで利用できる。
「楽天ペイ導入店舗での、1万円以上の高単価な決済件数が増加傾向にあることが分割払いに対応した理由」と同社ECカンパニー ペイメントソリューション事業課シニアマネージャーの石井宏子さんはいう。
「分割払いを導入することで、店舗としては客単価・転換率の向上、購入者さまには支払いラインアップの拡充というメリットがある」(石井さん)
現在分割払いを利用できるのは、ジンズ、フジ・コーポレーション、セイバン、若林(SOU・SOU)の4社のオンラインストア。年内に100サイト程度の導入を目指すとしている。分割払い対応サイトでは、クレジットカード払いをする際に3回〜24回までの分割払いを選択できるようになる。
楽天ペイは、楽天以外のECサイトに導入することで、楽天会員IDを使った決済やポイント獲得ができるオンライン決済サービス。2017年12月時点で5000サイトに導入されているという。
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