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JR東海、新幹線車内に防犯カメラ増設 客室にも

JR東海が、同社が持つN700Aタイプの新幹線118編成に防犯カメラを増設。客室とデッキ通路部に設置し犯罪や不審な行為を抑制するほか、発生時の対応にも役立てる。

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 JR東海は12月6日、東海道新幹線車内の防犯カメラ増設工事を12月14日に完了させると発表した。同社が保有する新幹線133編成のうち、118編成を占める「N700A」タイプが対象。犯罪や不審な行為の抑制、発生時の状況把握などに役立てる。

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防犯カメラの設置イメージ

 同社の新幹線ではこれまでデッキ部分にしか防犯カメラを設置していなかったが、新たに客室内やデッキ通路部にもカメラを設置する。車内でトラブルが発生した際や非常ボタンが押された場合には、防犯カメラの画像で運転士や車掌長が状況を確認し、車内の車掌やパーサー(乗務員)が現場へ駆けつける。

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防犯カメラの設置位置と、非常ブザーとの連動
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対応イメージ

 同社は2015年7月に防犯カメラの増設工事の実施を発表。当初は18年度末に完了予定としていたが、工事可能な基地の追加や作業方法の見直しにより、完了時期を前倒しした。

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