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春のサイフ売り場に“異変” スマホやSIMカードが入る商品が人気 (3/3)

春の財布の買い替えシーズンを前に、財布売り場に“異変”が起きている。スマホの影響で、求められる財布のタイプが変わり始めたのだ。

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産経新聞
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 総務省の通信利用動向調査によると、2010年にわずか9・7%にすぎなかったスマートフォンの世帯保有率は、5年後の15年に72%を突破。財布とともに必ず持ち歩くものとなり、財布の選び方が変わってきた。

小銭入れは不要

 一方、最近、主に男性から「小銭入れは不要。紙幣だけ入る財布はないか」という声も寄せられ、札入れが復権している。スイカ、パスモ、イコカなど交通系マネーや電子マネーの普及を受けた動きとみられる。

 また、クレジットカードやポイントカードなど種類の増加を受けて、カード収納が充実した財布も人気が高い。例えば、モルフォ(本社・東京都墨田区)のハニーセル型の長財布「ジップウォレット」(同1万6000円)。ハニーセルは「蜂の巣」の意味で、縫製の工夫で財布を開いたときひし形の部屋がいくつも開き、複数のカードがひと目で判別できる。

 ITの進化に合わせて財布の機能が充実する一方、「この2〜3年、クラッチバッグやミニバッグが流行しているのを受けて、女子力が高い女子を中心に、小さい財布も売れている」(同)と、財布の売れ筋はもはやひと口では表現できないほど多様化している。

 財布を選ぶにあたり、本間さんは客の希望を丹念に聞き取る。好みは長財布か、二つ折りか、よく使うカードはどのくらいあるのか。手触りの良いシボなど皮の加工にこだわるか、求めやすい価格を優先するのか−。

 本間さんは「財布は毎日肌身離さず持ち歩くだけに、どんなふうに使いたいのか聞かせてほしい。ぴったりの1点を選ぶ手伝いをしたい」と話している。

(文化部 牛田久美)

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