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Facebook、「お気に入りリスト」でユーザー同士の交流活性化ねらう
ユーザー同士の交流をビジネスからの投稿より重視し始めたFacebookが、ユーザーが自分の関心事や好みを手軽に投稿するための新機能「リスト」を発表した。
米Facebookは2月13日(現地時間)、ユーザーがリスト形式で自分の関心事を投稿するための機能を追加したと発表した。まずはAndroid版アプリでローリングアウトしていく(本稿執筆現在、筆者の環境ではまだ使えない)。
この機能が使えるようになると、投稿スペースをタップすると表示される機能一覧にリスト作成項目が追加され、これをタップするとリストのタイトルとフォーマットを決める画面になり、項目のテキスト(と絵文字)を入力できる。
例えば好きな映画や本の個人的トップ10など、関心のあるテーマのリストを投稿できる。Facebookページからもリストを投稿できるようになる。
Facebookは昨年12月、SNSを人々との交流に活用することは人間のメンタルに良い影響を与えるという研究結果を発表した。同社は今年に入って、企業の投稿よりユーザーの投稿を優先するニュースフィードのアルゴリズム変更を行うなど、ユーザー同士の交流を強化する取り組みを進めている。
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