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産総研に外部から不正アクセス、個人情報漏えいの恐れ

産業技術総合研究所は2月13日、外部からの不正アクセスがあったことを発表した。

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 産業技術総合研究所(以下、産総研)は2月13日、産総研のシステムに外部から不正アクセスを受けたと発表した。第三者および産総研の知的財産に関する情報や、保有する個人情報の漏えいの可能性などもあるという。


産業技術総合研究所の不正アクセス

 最初に外部からの不正アクセスを確認したのは2月6日。不正アクセスされたシステムをネットワークから遮断し、同システムの提供事業者に連絡。今後の対応を協議し、原因及び影響範囲の調査を開始したという。

 8日には、全職員がシステムを利用する際に必要なパスワードを強制変更。9日、不正アクセスがあったことを全職員に通知し、メールおよびスケジュール以外の業務システムも停止した。

 13日には産総研内部からのインターネット接続も遮断。同日以降、安全を確認できたところから業務システムの稼働を順次再開する予定。


産業技術総合研究所の不正アクセス

 すでに関係省庁へ報告し、警視庁にも相談しているという。「引き続き、早急に原因及び影響範囲等の調査を進める」(産総研)

太田智美

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