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Appleの新キャンパス、透明すぎるガラスの壁にぶつかる従業員多数?

内外がガラス張りのAppleの新キャンパス「Apple Park」では、気付かずに壁やドアにぶつかる従業員がいるという。危険だからと付箋を貼っても「デザインを損なう」とはがされてしまうと匿名希望の従業員がBloombergに語った。

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 米Appleの新キャンパス「Apple Park」は、UFOのような形状と美しい大判のガラスを多用したデザインが特徴的だが、このガラスの壁に歩きながらぶつかる従業員が少なからずいるようだ。米Bloombergが2月16日(現地時間)、匿名希望のAppleの従業員の話としてそう報じた。

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美しいガラス張りのApple Park(画像はビジターセンター)

 Apple Parkは故スティーブ・ジョブズ氏から依頼を受けた著名建築家、ノーマン・フォスター氏が設計し、Appleの“チーフデザインオフィサー”であるジョナサン・アイブ氏の思想も反映されている。

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ジョナサン・アイブ氏(左)とノーマン・フォスター氏(中央)2014年に公開された動画より

 透明なガラスは外壁だけでなく、屋内の間仕切りやドアにも使われており、Bloombergによると、iPhoneを見ながら歩く従業員が気付かずにぶつかるという。

 危険だからとガラスのドアに付箋紙を貼っても、「ビルのデザインを損なうから」としてはがされてしまうと匿名希望の従業員らは語った。

 MACお宝鑑定団によると、ガラス張りであるため、日差しが強いと温度が上昇したり、反響のせいで遠くの人の声が聞こえてしまうという。

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