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東京五輪の記念貨幣、デザイン発表 1万円金貨幣は「流鏑馬」
2020年東京五輪・パラリンピック開催を記念する貨幣のデザインが決定。1万円金貨幣には流鏑馬(やぶさめ)の絵柄をデザイン。
財務省は2月23日、2020年東京五輪・パラリンピック開催を記念する貨幣のデザインを発表した。1万円金貨幣、1000円銀貨幣(2種類)、100円貨幣(2種類)を用意する。1万円貨幣と1000円貨幣は2018年7月ごろから申し込みを受け付け、11月ごろに発送予定。
1万円貨幣は、東京五輪の記念硬貨のみ発行。表面に流鏑馬(やぶさめ)の絵柄と「心技体」の文字、裏面に東京五輪のエンブレムをあしらった。直径は26ミリ、重さは15.6グラム。発行枚数は4万枚、価格は12万円を予定している。
1000円貨幣は、五輪とパラリンピック両方のデザインを用意する。表面にはそれぞれ水泳、柔道の絵柄をデザインした。直径は40ミリ、重さは31.1グラム。発行枚数は各10万枚で、価格は各9500円。
100円貨幣は白銅・銅製。五輪デザインは側面のギザの間隔が狭く、パラリンピックのデザインは広くし、手で触れて識別できるようにした。表面の絵柄はそれぞれフェンシング、ボッチャ。直径は22.6ミリ、重さは4.8グラム。価格や引き換え予定時期は未発表。
この他、大会開催直前まで4回に分けて約30種類の記念硬貨を発行する予定。
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