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ソニー、米国カーネギーメロン大学と「調理ロボット」開発へ

ソニーが米国の名門、カーネギーメロン大学とAIやロボティクス分野の研究開発契約を締結した。将来の調理ロボット実現に向け、要素技術の研究開発に取り組む。

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 ソニーは4月19日、米国カーネギーメロン大学(CMU)とAIやロボティクスに関する研究開発契約を締結したと発表した。最初の研究テーマは調理とデリバリー。「料理には、メニューの選択から手順の検討、美しい盛りつけ、配膳など、AIとロボットがわれわれの身近な存在となるために必要な技術要素が包含されている」(ソニー)


カーネギーメロン大学は米国ペンシルバニア州ピッツバーグに本部を置く名門工科大学(c)Carnegie Mellon University. All rights reserved.

 プロジェクトは2018年4月〜22年3月までの4年計画で、ピッツバーグにあるCMU計算機科学部を主な拠点とし、CMUともつながりが深いソニー執行役員コーポレートエグゼクティブの北野宏明氏が推進役を務める。将来の「調理ロボット」実現に向け、要素技術の研究開発に取り組むという。


米国カーネギーメロン大学のサイト

 あわせてCMUの研究開発プロジェクトやCMU発のスタートアップに対する支援体制も発表した。「将来の研究成果については、ソニーが事業化を検討する形の他、CMU発のスタートアップと協力する形も考えられる。ソニーは新規事業創出プログラム『Seed Acceleration Program』で培った知見、ベンチャーキャピタル『Sony Innovation Fund』の資金援助などを通じてサポートできる」(同社)

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