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“貼る”SIMカード登場 既存のSIMに貼るだけで海外格安通信可能に H.I.S.「変なSIM」に導入
既存のSIMカードに貼り付けるだけで、既存の携帯事業者との通信契約を維持しながら、海外格安データ通信サービスも並行して利用可能になるというシール型の「サブSIM」を、H.I.S.Mobileが「変なSIM」に導入。
エイチ・アイ・エス(H.I.S)と日本通信の合弁会社・H.I.S.Mobileは6月12日、手持ちの携帯電話端末に挿入されているSIMカードに貼り付けるだけで、既存の携帯事業者の通信サービスと、H.I.S.Mobileの海外格安データ通信サービスを切り替えながら利用できる「サブSIM」を導入した「変なSIM」を22日に発売すると発表した。7月1日からサービスを始める。
サブSIMは、薄いシールにICチップを埋め込んだもので、シングルスロットのSIMロックフリー端末で利用が可能。外部からデータを書き換えることができる。
ユーザーは、普段使っているメインのSIMにサブSIMを貼り付け、SIMロックフリー端末に挿入すると、メインSIMを使うかサブSIMを使うを、アプリ上で切り替えられるという。
国内キャリアが提供するメインSIMに、「変なSIM」のサブSIMを貼り付けた場合、国内にいる時はメインSIMの回線を利用し、海外旅行中は「変なSIM」の格安海外通信(1日500円/200MBまで)を利用する――といったことが、SIMの抜き差しなしでアプリ上の操作だけで可能になる。
サブSIMは、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援も受けている。
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H.I.S.Mobileが、海外旅行者向けに格安SIM「変なSIM」を7月に発売。1日当たりの通信料は500円。専用アプリを使い、端末設定の手間を軽減する。
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