Amebaのスキル販売サービス「REQU」 著名人ら100人参加でスタート
Amebaのスキル販売サービス「REQU」がスタート。まずは著名人やインフルエンサー約100人がおのおのの特技や趣味のスキルを販売する。
サイバーエージェントは6月14日、同社が運営するネットサービス「Ameba」で、個人の知識や特技などのスキルを販売するプラットフォーム「REQU」(リキュー)を公開した。同日時点では、Amebaが認定する芸能人や著名インフルエンサーなど約100人が参加する。
個人のファッションセンスや恋愛経験を生かしたアドバイス、料理や子育てなどの生活の知恵、イラストやデザイン、プログラミングのスキルなどを商品化して販売できる。
14日時点では、声優・金田朋子さんの「絶対に起きられる目覚ましボイス」(100円)、編集者・箕輪厚介さんの「大物を口説くための手紙添削」(10万円、オーダーメイド)などを販売している。
それぞれの販売者ページから商品を購入でき、商品情報はアメブロにも埋め込み可能。サービスのログインは、TwitterやFacebook、Googleアカウントなどでも可能だが、商品購入にはAmebaの会員登録が必要。Amebaアプリや各サービスのメールで、取引や問い合わせに関するお知らせを受け取れる。
商品を購入の流れは(1)商品ページで「リクエスト」を押す、(2)決済情報の入力(現時点ではクレジットカード決済のみ)、(3)販売者と購入者がメッセージでやりとり、(4)リクエストの承認・成立、(5)販売者による商品の提供、(6)購入者による商品の評価、(7)評価後に自動決済、という流れだ。
代金の支払はAmebaが仲介し、商品の提供と購入者の評価が終わるまで送金されない仕組みだ。利用者が安心・安全に使えるよう、24時間365日監視や通報の対応を行うという。
販売者は審査制。販売を希望する人は、参加リクエストフォームから申し込める。販売手数料、商品掲載料、振り込み手数料などは無料(いずれも現時点)。
同様のサービスでは、メルカリ子会社のソウゾウがスキルシェアサービス「teacha」(ティーチャ)を展開。ティーチャは、個人のスキルを時間単位の「レッスン」として販売している。
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