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ブロックチェーンや暗号通貨「使っていく」 ソフトバンク孫会長が意欲
ブロックチェーンや暗号通貨について、ソフトバンクグループの孫会長は「われわれのグループの会社が続々と(サービスを)準備し、開始している」と意欲を見せた。
「ブロックチェーンを使ったさまざまな暗号通貨や情報のやりとりは、重要な基幹技術と認識している。われわれのグループの会社が続々と(サービスを)準備し、開始している」――ソフトバンクグループの孫正義会長(兼社長)は6月20日、同社の定時株主総会でそう述べた。
孫会長は「ただ、現在世の中にある暗号通貨は、実体的価値よりも投機的価値が先行しているものが多数ある」とも指摘。「それぞれの暗号通貨の善しあしを付けるのは難しいが、技術そのものは始まったばかり。さまざまな形で進展すると思うし、グループの会社で使っていく」と意欲を見せた。
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