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ミクシィ社長ら書類送検 「チケキャン」運営子会社、ジャニーズ事務所の商標侵害の疑い
「チケットキャンプ」運営元が提供していた別のサイト「ジャニーズ通信」が、ジャニーズ事務所の商標権を侵害していたとして、兵庫県警は22日、フンザの社長を兼任しているミクシィの森田仁基社長らを商標法違反の容疑で書類送検した。
チケット転売サイト「チケットキャンプ」を運営していたミクシィ子会社・フンザが提供していた別のサイト「ジャニーズ通信」が、ジャニーズ事務所の商標権を侵害していたとして、兵庫県警は6月22日、フンザの社長を兼任しているミクシィの森田仁基社長ら3人と法人としてのフンザを、商標法違反の容疑で書類送検した。
ジャニーズ通信は、嵐やHey! Say! JUMPなどジャニーズ所属グループ・タレントのコンサート日程やチケット販売情報、本人の目撃情報、グッズ情報などをまとめ、記事として掲載していたサイトで、2017年12月6日に休止した。
兵庫県警は22日、森田社長のほか、フンザ元社長の笹森良氏など3人と法人としてのフンザを、ジャニーズ事務所の商標権を侵害した商標法違反の容疑で書類送検した。
ミクシィは「このような事態に至ったことについては厳粛に受け止め、引き続き捜査に協力する。しかしながら、当社グループとして、商標法違反に対する認識はなく、この点に関しては検察庁による判断を待ちたいと考えている」とコメントしている。
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