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19年夏冬コミケ、一般参加有料化を検討 4日間開催の影響で

コミックマーケット準備会が、2019年の夏と冬に開催する「コミックマーケット96・97」で一般参加の有料化を検討している。

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 コミックマーケット準備会が、2019年の夏と冬に開催する「コミックマーケット96・97」で一般参加の有料化を検討していることが明らかになった。2020年東京五輪・パラリンピックの会場準備の影響で、コミケ開催期間を延長したことによる経費増加などに対応するため。

 18年12月に開催する「コミックマーケット95」のサークル参加者向け資料によると、コミケ96・97ではリストバンドで参加者を識別。サークル参加者には通行証としてリストバンドを渡し、カタログを購入しない一般参加者にはリストバンドの有料販売を検討する。運用方法など詳細は今後発表する予定。

 コミケ96・97は、会場である東京ビッグサイトの改修工事の影響で、東京ビッグサイト西展示棟・南展示棟(サークル)、青海展示棟(企業ブース)の2会場で4日間開催する(通常は3日間)。サークルスペースの面積は前年比で71%に縮小すると見込んでおり、日程増による経費の増加に加え、広告の減少や企業ブースの減少による収入減を予想している。

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建設中の青海展示棟

 一般参加の有料化で開催費用を確保する他、リストバンドによる参加者識別で混雑を緩和する考え。準備会は「こうした『有料化』はこれまでのポリシーやスタイルとは異なるのですが、4日間開催と合わせてご理解をいただけると幸い」としている。

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