ニュース
「AIプロジェクトを担当してくれ」突然の上司のむちゃぶり あなたが最初にやるべきことは?:きょうから始めるAI活用(1/5 ページ)
「ウチの会社でもAIを使おう」――急に上司からこんなむちゃぶりが飛んできたら、どうすればいい? AI初心者のビジネスパーソン向けに企業のAI導入について分かりやすく解説する新連載がスタート。
「ライバル企業がAI(人工知能)を使ったサービスを発表したそうだ。それで、ウチはどうするんだ?」
読者の皆さんの中には、突然上司から「これからはAIの時代だ。うちでも何かやろう」とむちゃぶりされた経験がある方がいるのではないだろうか。いまは「第3次AIブーム」が起きているといわれ、企業のAI活用に関するニュースを目にしない日はないと言っても過言ではないほど、日々AIのニュースが飛び交っている。
新連載:きょうから始めるAI活用
上司から突然「ウチでもAIをやるぞ」とむちゃぶりされたものの、どうやって自社でAI(人工知能)を使えばいいか分からない。そんなAI初心者のビジネスパーソン向けに、企業のAI活用や導入のイロハについて分かりやすく解説する連載です(全4回予定)。
「AI導入済み」企業は2割
AIブームに沸く日本。他国に後れを取りながらも、企業のAI導入は少しずつ進んでいる。
総務省が2018年に発表した調査では、自社内の業務(プロセス)にAIを導入済みの日本企業は全体の22%で、20年までに44%に達するという。
同じく自社の製品やサービス(プロダクト)にAIを導入済みの日本企業は20%で、20年には38%に達するそうだ。米国やドイツに比べて後れを取っているものの、今後もAI導入に踏み切る日本企業はますます増えていくだろう。
「AIは幻滅期」は本当か
一方で、気になるニュースもある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.