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「Googleマップ」のナビ、一部地域で「制限速度」と「ネズミ捕り」アイコン表示開始
Googleマップのナビゲーション画面に、走行中の道路の制限速度とスピード違反取り締まりスポットが表示されるようになったと複数のメディアが報じた。北米など一部の地域でローリングアウトしていることをGoogleが認めた。
米Googleのモバイル版「Googleマップ」のナビゲーションに、制限速度とスピード違反取り締まり(いわゆるネズミ捕り)カメラ設置アイコンが表示されるようになったと米Android Policeなどが報じた。Googleは1月18日(現地時間)、米Mashableに対し、これらの機能を一部地域でローリングアウト中であることを認めた。
ネズミ捕りアイコンが表示されるのは、米、英、オーストラリア、ロシア、ブラジル、メキシコ、カナダ、インド、インドネシアで、制限速度表示は米、英、デンマーク。日本は今のところ対象外だ。制限速度は、走行中の道路の制限速度がナビ画面の左下にリアルタイムで表示される。
Googleが2013年に買収したイスラエルWazeには既にこれらの機能が搭載されている(日本は対象外)。Wazeのネズミ捕り情報は、アプリユーザーからの情報提供に基づくものだ。Googleマップの新機能がWazeの情報を利用しているかどうかは不明だ。
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