「ThinkPad TrackPoint Keyboard」に新モデル Bluetooth 5とUSB Type-Cに対応:CES 2020
中国Lenovoは1月3日(現地時間)、PC向けキーボードの新製品「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」を発表した。Bluetooth 5と2.4GHz帯の無線接続に対応し、有線接続にはUSB Type-C端子を採用したのが特徴。日本での発売は未発表だが、日本語配列モデルも用意している。
中国Lenovoは1月3日(現地時間)、7日から米ラスベガスで開催される「CES 2020」に先駆けて、PC向けキーボードの新製品「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」を発表した。Bluetooth 5と2.4GHz帯の無線接続に対応し、充電端子にはUSB Type-Cを採用したのが特徴。米国では99.99ドルで5月に発売する。日本での発売は未発表だが、日本語配列モデルも用意している。
【訂正履歴:2020年1月7日11時 当初、「有線接続にはUSB Type-Cを採用した」としていましたが、あらためて確認したところ、USB Type-C端子は充電向けで、接続に利用できる記載は確認できませんでした。おわびして訂正いたします】
従来モデルの「ThinkPad TrackPoint Keyboard」は、2013年6月に発売。同社のノートPC「ThinkPad」シリーズの特徴の一つであるポインティングデバイス「トラックポイント」をキーボード中央に備え、ホームポジションから手を離すことなくマウスカーソルを操作できる。ラインアップは有線接続モデルと無線接続モデルの2つで、有線モデルはUSB Micro-B端子、無線モデルはBluetooth 3.0での接続方式を採用していた。
新モデルは無線接続モデルのみで、Bluetooth 5と2.4GHz帯を採用するなど利便性を高めた。
2つの無線接続規格に対応することで、2台のデバイスと無線接続を切り替えられるとしている。
バッテリーは内蔵式で、有線接続時に15分で充電が完了する。1度の充電で最大2カ月の連続稼働が可能だという。
6キーの同時入力が可能で、キーを点字に見立てて入力する「6点入力」にも対応できるとしている。
レノボ・ジャパンは本製品の日本発売についてアナウンスしていないが、製品情報には日本語配列モデルの記載もあるため、日本でも発売するものと思われる。
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