ソニー、新デザインのスリムデスクトップ「バイオHX」

» 2004年01月08日 15時25分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、スリムデスクトップPC「バイオHX」シリーズ4モデルを2月7日に発売する。新デザインのスリム筐体を採用した。

 CPUにPentium 4/2.80C GHzを採用した「PCV-HX80B7」「PCV-HX70B7」と、Celeron/2.50GHzを搭載した「PCV-HX50B7」「PCV-HX50B5」をラインアップ。それぞれオープン価格で、実売予想価格は「80B7」が28万円前後、「70B7」が25万円前後、「50B7」が20万円前後、「50B5」が18万円前後。

 バイオHSシリーズの後継機となる「スタンダードデスクトップ」。幅10センチのスリム筐体を採用したほか、前面にブルーのイルミネーションを備えるなどスタイリッシュに仕上げた。

 全モデルにTVチューナーを内蔵する。キーボードカバーを閉じるとTVソフト「Giga Pocket」が起動してTV画面を表示するほか、液晶輝度やサラウンド設定をTV視聴用に自動調整する機能を備えた。キーボードカバー開閉時の動作はカスタマイズ可能で、他ソフトも起動できる。

 「80B7」には3次元Y/C分離回路など高画質化回路も備えた。「80B7」と「70B7」にはGeForce FX 5200を搭載する。

 それぞれ、メモリースティック(Duo含む)、コンパクトフラッシュ、xDピクチャーカードに対応するメモリカードスロットを備えた。SDメモリーカード/マルチメディアカード用のPCカードアダプタも付属する。

 付属の17インチ(「50B5」のみ15インチ)液晶ディスプレイは、380カンデラ/平方メートルと高輝度な「クリアブラック液晶」。ディスプレイに内蔵したスピーカーの出力は5ワット×2で、臨場感あるサウンドを再現できるという技術「WOW」を搭載した。

 ソニースタイルでは、「80B7」にHDDなどを増設できるオリジナルBTOモデルも販売する。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 PCV-HX80B7 PCV-HX70B7 PCV-HX50B7 PCV-HX50B5
CPU Pentium 4/2.8C GHz Celeron/2.5GHz
メモリ 512Mバイト(最大1Gバイト) 256Mバイト(最大1Gバイト)
グラフィックス GeForce FX 5200 Intel 865GVチップセット内蔵
HDD 250Gバイト 160Gバイト
光学ドライブ DVD±R/RW(8倍速DVD±R対応) DVD±R/RW(4倍速DVD±R対応)
TVチューナー あり(高画質化回路搭載) あり
主なインタフェース USB 2.0×7(前面2、背面5)、IEEE 1394×2(前面1、背面1)
通信 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、56Kbpsモデム 10/100BASE-TX、56Kbpsモデム
OS Windows XP Home Edition
液晶ディスプレイ 17インチ(1280×1024ピクセル) 15インチ(1024×768ピクセル
サイズ 100(幅)×355(高さ)×378(奥行き)ミリ
重さ 約8.8キロ 約9キロ
実売予想価格 28万円前後 25万円前後 20万円前後 18万円前後

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