OneNote詳細実践編――デジタル情報の収集サラリーマンのためのタブレットPC使いこなしガイド 第9回(1/2 ページ)

ビジネス情報の収集してまとめるには「情報の収集」→「整理/編集」→「検索/情報の確認」→「配布」をいかに簡潔にスピーディーにできるかがキモとなる。まずは、とにかくOneNoteの“ノート”に情報を集めていくことからはじめてみよう。

» 2004年02月10日 19時11分 公開
[神崎洋治(トライセック),ITmedia]

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デジタル情報をOneNoteのページ上に集める

 重要事項を“手書きメモにして保存”したり、会議で出た話題を“箇条書きにしてテキスト入力”したり、会議での“会話そのものを音声データにして保存”したり……。もちろん、Excelなどで作成した表やデジカメで撮影した写真をテキストに添えて、説得力のある資料や楽しい雰囲気のページを作ることも含まれるが、いずれにしても「OneNote」の最大の魅力の一つとして、あらゆるデジタルデータをノート上に集めて一元管理できるということである。

あらゆるデジタルデータを一元管理 (1)テキスト:キーボードから入力した文字情報
(2)音声:マイクで録音した音声データ。講義や講演などで録音した音声は、入力したテキストで頭だし再生ができる“リンク機能”が便利
(3)画像:デジタルカメラやスキャナで取り込んだ写真画像
(4)手書き文字:ペンツールで手書きした情報
(5)図版や表:Excelなどで作成した図版や表など
(6)ファイルへのリンク(動画など):OneNoteに直接取り込めないファイルはリンク情報として表示される。クリックで関連付けられたアプリケーションから表示や再生される
(7)Webサイトから取り込んだ画像
(8)WebサイトのURL:画像やWebページ本文、URL(ホームページのアドレス)などをドラッグアンドドロップで貼り付けることができる

Webサイト内の画像もドラッグ&ドロップで取り込み可能

 さて前回は、表示している画像をドラッグ&ドロップ、またはコピー&ペーストでOneNote上に挿入する操作方法を紹介した。ただし、HDDに画像ファイルとして保存しているものならば、ファイルそのものをドラッグ&ドロップ操作で挿入するのが便利だ。

 同様に、Webサイト上の画像もドラッグ&ドロップで挿入できる。挿入したい画像をドラッグし、OneNoteの作業領域にドロップすると、画像とそのURLがコピーされる(同様にWebサイト内のテキストや、画像とテキストを含んだ段落などもコピー可能)。

ドラッグ&ドロップで配置可能 ブラウザで表示したWebサイト内画像をドラッグして、OneNoteにコピーできる。貼り付け元のURLも一緒にコピーされるので、後で再度アクセスする際にも便利

(次ページ:●画像のサイズ調整とレイアウト)

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