ティアック8倍速対応ドライブの実力は?――DV-W58DK(2/2 ページ)

» 2004年02月27日 00時49分 公開
[小林哲雄,ITmedia]
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 リコーとビクターのメディアで実際に書き込んでみた。ほぼディスクいっぱいの容量で書き込んだところ、データ転送時間のみを注視すると8分、総時間でも9分と短時間で書き込めた。

 「nero CD-DVD Speed」により書き込み速度の遷移を見ると、冒頭0.5Gバイトほどが6倍速、そのあとは8倍速と、転送速度だけで言えば平均7.7倍速あり、十二分に高速な製品と言える。

nero CD-DVD Speedによる測定結果。DVD-R書き込みの場合
nero CD-DVD Speedによる測定結果。DVD+R書き込みの場合

 なお、読み出し速度に関して先ほど書き込みを行ったメディアを使って読み出しテストを行ってみたところ、3.5〜8.4倍(平均6.26倍)のCLV読み出し速度となった。DVD+-Rについては、スペック上8倍速が上限となるので、このような結果となる。DVD-ROMは12倍速での読み込みが可能だ。

nero CD-DVD Speedによる測定結果。DVD-R読み込みの場合
nero CD-DVD Speedによる測定結果。DVD+R読み込みの場合

 現在DVD系書込みドライブを持っていないユーザーや、持っていても等速〜2倍速製品を使用しているユーザーには、8倍速ドライブは非常に魅力的な製品となっている。ティアックシステムクリエイトのDV-W58DKは書込みが速く、おすすめできる製品と言えよう。

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