アイ・オー・データ機器は、ハードウェアMPEGエンコードチップ、ノイズリダクション回路を搭載、ロープロファイル対応のTVチューナー付きビデオキャプチャーカード「GV-MVP/RXLE」を6月上旬より発売する。価格は1万5800円。
「GV-MVP/RXLE」は、2003年11月に発売された「GV-MVP/RX」より、3次元Y/C分離、ゴーストリデューサーなどの高画質化機能を省き、カードサイズを小型化し、ロープロファイル対応とした製品。価格も上記製品より約4000円ほど安価な1万5800円となっている。
GV-MPV/RXLEの主な仕様は以下の通り。
製品名 | GV-MVP/RXLE |
---|---|
エンコードチップ | CONEXANT CX23416-12 |
ビデオ画素数 | 720×480ピクセル 最大15Mbps |
オーディオビットレート | 192K〜384Kbps |
TVチューナー | VHF 1〜12ch、UHF 13〜62ch、CATV C13〜C63ch、ステレオ・音声多重 |
入力端子 | S-Video×1、RCA×1、TV RF同軸75Ω、ステレオミニジャック |
動作環境 | Celeron/600MHz、Pentium III/600MHz以上、Athlon/600MHz以上、メモリ128Mバイト以上 |
対応OS | Windows XP/2000 Professional |
本体サイズ | 168(幅)×64.5(奥行き)ミリ |
重量 | 約131グラム |
同梱されるTV視聴/録画ソフト「mAgicTV」のバージョンも4.2となる。このバージョンアップにより、
などの機能が追加された。
「3分間のマージン」とは、例えば10時〜11時に8チャンネル、同日11時〜12時に6チャンネルで放送される番組を連続録画したい場合、途中で、前の番組録画終了→終了の処理→次の番組録画開始というPC上の処理が発生する。この“処理待ち”時間はPC処理速度によって変動するわけだが、従来バージョンはこのマージンを3分間強制的にとっていたという。
「おまかせ録画機能」によって、キーワード指定などで自動的に録画予約を行い、大量に録画するのであれば、なおさら「3分間のマージン解除」機能の効果が活きてくるだろう。ただし、そのマージンが解除されたとしても上記の理由から、次番組録画時は数秒程度は途切れてしまう(アイ・オー・データ)という。
また、民生用ハイブリッドレコーダーなどではおなじみの機能となっている、キーワードなどをあらかじめ設定することで自動的に録画を実行する「おまかせ録画機能」では、キーワードのほか、ジャンル、放送局、期間、時間、曜日別と細かい条件指定が行える。
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