キーボードレスの世界最小最軽量Windows XPマシン──ソニー VAIO type U(2/3 ページ)

» 2004年05月17日 16時23分 公開
[石井英男,ITmedia]

折りたたみ式キーボードとポートリプリケーターが付属

 VAIO type Uは、本体にキーボードを搭載していないものの、その代わりに折りたたみ式キーボードユニットが付属している。このキーボードのキーピッチは約17ミリで、キーストロークは約2ミリ。折りたたむと、本体と同じサイズになるので持ち運びも楽だ。

 気になるキータッチもしっかりしており、キー配列も標準的なので入力もしやすい。また、折りたたみ式キーボードには、スティックポイントが付いているので、ポインティング操作もキーボードユニットだけで対応できる。

 本体搭載のインタフェースとしては、USB 2.0とCFカードスロット、メモリースティックスロットが用意されている。このほか、ポートリプリケーターも付属しており、USB 2.0×4とIEEE 1394(4ピン)、外部ディスプレイ出力、LANが用意されているだけでなく、ここに本体を立てかけるスタンドにもなる。

 なお、ポートリプリケーターを接続しなくても、有線LAN(100BASE-TX)や外部ディスプレイ出力が利用できるようになる「ディスプレイ/LANアダプター」も標準で付属している。

 このほか、通信機能として、IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能を内蔵しており、無線LAN機能をオンオフするためのスイッチも用意されている。

付属のキーボードは、本体のUSBポートに直接接続して使うことができる。キーボードのキーピッチは約17ミリで、配列も標準的である。ポインティングデバイスとしてスティックポイントを装備している
このようにキーボードは二つに折りたたむことが可能。キーボードを折りたたむと、ちょうど本体と同じサイズになるように設計されており、持ち運びも楽だ
本体左側面には、ヘッドホン端子やホールドスイッチ、電源スイッチが用意されている
本体右側面には、ストラップホールとUSB 2.0ポート、ワイヤレスLANスイッチ、「Ctrl+Alt+Delete」と記されたリセットボタンが用意されている
本体下面には、ポートリプリケーターやディスプレイ/LANアダプターを接続するためのI/OコネクタとDC INが用意されている
本体上面には、スタンバイボタンとCFカードスロット、メモリースティックスロット、排気口が用意されている
ポートリプリケーターは、本体のスタンドとしての役割も果たしているので、机の上などで使う場合に便利だ。ポートリプリケーターの背面には、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)、VAIO関連製品専用DC OUT、LAN、外部ディスプレイ出力、DC INの各端子が、側面には、キーボード接続用のUSBポートがそれぞれ用意されている
付属のディスプレイ/LANアダプター経由で、有線LAN(100BASE-TX)や外部ディスプレイ出力が利用できる

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