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» 2005年01月13日 21時35分 UPDATE

美肌補正にペット切り抜き――“したい”が広がる画像編集ソフト「PhotoImpact 10」発表 (1/2)

ユーリードシステムズは、高機能画像編集ソフトPhotoImpactの最新バージョンを2月11日に発売する。価格は1万5540円。

[岩城俊介,ITmedia]

 ユーリードシステムズは1月13日、高機能画像編集ソフトPhotoImpactの最新バージョン「PhotoImpact 10」を発表、2月11日より発売する。価格は通常パッケージ版で1万5540円(税込み)。

photo PhotoImpact 10

 PhotoImpact 10は、デジカメデータの取り込みから写真レタッチ機能などが多数搭載される高機能画像編集ソフト。前バージョンである8より、1995年の発売開始から今年10周年を迎えたことで、バージョン10とした。

 製品ラインアップは、通常パッケージ版が1万5540円、ユーリード製品/他社製画像編集ソフト(Photoshop系、PaintShop Pro、デジカメde!!同時プリント、デジカメスタジオ、デジカメNinjaなど)向けの乗り換え/アップグレード版が1万290円、アカデミック版が8190円、オフィシャルガイドブックとチュートリアルDVDも付属する入門セットが1万8690円(入門セットのみ4月8日発売)。

 主な特徴として、

  • 毛先まできれいに切り抜きが行える「オブジェクト抽出」機能
  • オートブラケット撮影した写真を高度に合成し最適化する「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能
  • なめらかできめ細かい肌へ補正する「美肌補正」機能
  • 各種エフェクト効果の一覧表示と高速拡大表示などが行える「イージーパレット」機能

 などが挙げられ、主にミッドレンジ以上のデジカメ所有者や、失敗写真をPCで補正したり、写真加工したいと考えるユーザーや、ビジネス業務でのレタッチやWebページ生成を行うユーザーに向くとしている。

写真切り抜きを高速に楽に行える「オブジェクト抽出機能」

 オブジェクト抽出機能は、人物や建物など写真の一部を切り抜くことができる機能で、抽出の困難な毛先や輪郭のぼやけた被写体などであっても、大まかにペンでなぞるように選択するだけで高度な切り抜きを可能とする、精度の高さが特徴となる。

photo 毛がぼさぼさの犬、背景色も多数といったこの写真を、赤く太いマーカーペンのようなツールで適当に選択すると(左)、背景と毛部分を判別し、選択部分のみが抽出された
photo 毛の細部まで自然に切り抜きされている。切り抜いた被写体と、あらかじめ別途CDで1000種類付属される写真素材データなどから別の写真を選ぶと、簡単に合成写真も作成できる
photo 例えばこのような「同一人間が会議中」といった合成も可能。人物だけでなく、ガラステーブルに反射している影なども抽出され、自然に合成されていることが分かる

より自然な写真へと最適化してくれる「HDR」機能

 「オートブラケット機能」が搭載されるデジカメユーザーに最適なツールとして、新たに「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能が搭載される。

 オートブラケット機能は、数段階分の露出設定をしつつ撮影できる機能で、例えばワンシャッターでほぼ同構図の写真を、-0.5/0/+0.5と露出をずらして3枚分連写できるもの。HDRを利用することで、それぞれの露出で撮影した写真の最も鮮やかに写っている部分、つまりいいところだけをそれぞれ抽出し合成してくれる。

photo 例えば、オートブラケット撮影をした写真が左に3枚。上は空部分が露出オーバーだが橋脚下の影部分も写っている、対して一番下はその逆、影部分は露出アンダーで真っ暗となっている。HDR機能を利用することで、それぞれ最も鮮やかに写っている部分を判別し抽出、それらを合成してくれる

 また、オートブラケット撮影ではほぼ同構図のものを撮影できるが、ある1枚だけ鳥や飛行機、人物などが入ってしまったという場合でも、その部分のみマスクすることもできる。

photo 不要な部分はマスキングができる

一番美く写っている部分を分析し、補正する「美肌補正」機能

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