液晶ディスプレイに限らず、買ったばかりのPCや周辺機器は眺めているだけでも楽しいもの。ましてや1000:1という高いコントラスト比を持つEIZOの液晶ディスプレイならば、いっそうのこと嬉しい。
しかし、好事魔多し。新しいディスプレイに興味があるのは自分だけとは限らない。今までのCRTディスプレイと形が違うのが珍しいのか、子供も画面に興味を示したりする。それだけならまだしも、画面に映った猫や動物があまりに綺麗なためか、やたらと触りたがってしまうのだ。
買ったばかりの新品なのに、ベタベタと触られて表面が汚れたり、傷がついてしまっては悲しい。かといって、子供をきつく叱れないのが親バカの悲しさか。
家庭内では子供だけではなく、猫などのペットが液晶パネルの表面をひっかいたり、傷をつけてしまうこともある。液晶パネル面の汚れは、家庭だけでなくオフィスでも発生する問題だ。
そんなときに便利なのが、「EIZOダイレクトパック」に付属している液晶保護パネルだ。EIZO液晶ディスプレイ専用の保護パネルだからサイズもぴったりで、四隅に隙間なくはめ込むことができる。また、片面は光沢、反対面はノングレア処理がなされているので、用途や好みに応じて使い分けられるのも嬉しい。
さらに、同パックに含まれるクリーニングキットを使えば、指紋や皮脂汚れもひと拭きで簡単に綺麗になるので、汚れからの防御も完璧だ。
液晶ディスプレイの利点は、なんと言っても設置スペースが少なくて済むこと。誰でも知っていることだが、改めてその空いたスペースを比べてみると、どれほどの空間が有効になるのかが実感できる。
大きな机に置いてあるため、あまり窮屈に見えないかもしれないが、液晶ディスプレイに置き換えてみると、やはりかなりのスペースが空く。
これだけのスペースが空けば、マウスやキーボードの操作でも窮屈さはなくなる。また、仕事やホビーなどでも、手元に作業スペースを余裕で確保できるので快適だ。
ただし、液晶ディスプレイに置き換えても、スタンドやその周囲にはデッドスペースができる。こまめに掃除をしないと埃もたまりやすい。また、CRTディスプレイに比べると移動や角度調節がしやすいのは確かだが、最適な位置や角度に素早く、かつ簡単にセッティングできるというレベルにはまだ至っていない。
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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日