“噴水”機能に人気も上々──光るロケット型水冷キット「Rocket CL-W0011」週末アキバPick UP!レビュー(2/3 ページ)

» 2005年07月06日 19時21分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]

本体こそデカいが、設置はそこそこ容易

 では設置していこう。ポンプ→CPUブロック→水冷タワー→ポンプとなるようにチューブを繋ぎ、ポンプ駆動用の3ピン電源コネクタをマザーに接続すればいい。

 組み立ての難易度については、各パーツを繋げるジョイントの形状が異なるため、それさえ気をつければそれほど困難ではないはずだ。ポンプ駆動用電源は3ピン電源コネクタより得るため外部電源は必要なく、ケーブルの取り回しはスマートにこなせる。

photo ネジのらせん部分が1センチ強あるジョイントはCPUブロックとの接続に用いる
photo 水冷タワーは、らせん部分が0.5センチタイプのものを用いる

 次は水冷タワーの透明キャップを外して、冷却液を入れる。ボトルが空になるまで一気に入れよう。

photo 冷却液は、水冷タワーに直接どぽどぽ注ぐ

 最後にマザーを外して、CPUブロックを固定するバックプレートを取り付ける。対応するCPUソケットの区別はなく、すべて同じプレートを使うために付けまちがえの心配もない。

photo Socket A以外のソケットを搭載するマザーには、バックプレートを設置する

 なお水冷タワーは、水流を最大限にするためにポンプと同じ高さに置く必要がある。基本的にはPCケースと水平の位置に、デスク下床にケースを置いているなら床に、デスク上にケースを置いているならデスク上に置く。

photo スペースがあれば、ポンプをPCケース内に置くこともできるし、外に出してもいい

約30分のSuperπ計算時で約4度程度の上昇。冷却性能もそこそこ

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