X41 Tabletでライバルに差を付けろ! 〜ある広告代理店営業マンの1日〜ThinkPad X41 Tablet特集(4):イメージストーリー編(2/3 ページ)

» 2005年08月10日 09時30分 公開
[ITmedia]

 その日は、午後に予定されているプレゼンの準備で朝から大忙しだった。Aさんは会社に到着するやいなや、クライアントに見せるプレゼンスライドの作成に取りかかり始めた。

 ドッキングステーションにドッキングすると、軽量・コンパクトなモバイルタブレットPCのX41 Tabletは、パワフルなフルスペックノートPCへと早変わりする。

 プレゼンにはPowerPointを使うのだが、資料を保存してあるDVD-Rをドッキングステーション内蔵のDVDスーパーマルチドライブで読み取りつつ、プレゼンスライドをガシガシと作成するAさん。ドッキングステーションにはLANケーブルやマウスなどが接続してあるので、ドッキングするだけでデスクトップと同じ使い勝手で作業できるのだ。

 ドッキングステーションには、以前使っていた17インチ液晶ディスプレイも接続されている。このため、X41 Tabletの液晶画面では作成中のプレゼンスライド、17インチ液晶ディスプレイではDVD-Rに保存してある各種資料といったように、マルチモニタの広大な表示スペースを使って作業を効率化することも可能だ。


 1時間半ほどでプレゼンスライドを作り上げたAさん。プレゼンの内容を検討するため、上司および本日のプレゼンに同行する部下をまじえて、会社の打ち合わせスペースでリハーサルを行った。

 このときにも、液晶画面を回転させたりフラットにできるX41 Tabletが活躍する。3人で液晶画面を見ながら、プレゼンスライドを詳細に検討することができるのだ。修正が必要な部分が見つかった場合でも、タブレットPCのペン&インク機能を使ってマークを付けたり、メモを書き込んだりできるため、以前のようにスライドを印刷して各自に配布してから検討に入る必要がなくなり、時間を短縮できるようになった。


 部下とともにクライアントへプレゼンに向かう。クライアントの会議室では、持ち込んだX41 Tabletを大型プロジェクタに接続してプレゼンを実施した。

 PowerPointを使ったプレゼンは、いまやどこでも見られる風景になった。かつてはインパクトがあったPowerPointの各種効果も、見慣れた今となってはなかなか関心を集められない。だがX41 Tabletでは、注目してもらいたい部分に蛍光ペンでマークを付けたり、記憶に留めておいてもらいたい重要なキーワードを書き込んだりして、より訴求力のあるプレゼンを行うことができるのだ(詳細はここを参照)。

 また、クライアントから出た質問にその場で回答する場合でも、スライドの余白などに概念図などを描きながらわかりやすく説明できるし、持ち帰って検討しなければならないような内容でも、スライドの該当箇所に書き込んでおけば、忘れることなく対応できる。

タブレットPCを使えば、想定外の質問に対しても、その場でグラフや重要なキーワードなどを書き込みながら、わかりやすく説明できる

 ちなみにX41 Tabletには、「プレゼンテーション・ディレクター」という環境設定ツールが用意されている。これを使えば、プレゼンに使用する機器に合わせた各種設定をワンタッチで変更することが可能だ。

「プレゼンテーション・ディレクター」を使えば、接続する表示装置の種類や特性、デスクトップの表示方法(同時表示またはマルチモニタ表示)などに合わせた各種設定をワンタッチで変更できる

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