旧モデルから大きく変更されたのが、前面の液晶パネルと操作ボタンの採用である。液晶パネルの表示と操作ボタンだけで基本的な操作を可能としている。たとえば音楽ファイルの再生であれば、接続したTVの電源を入れて、操作メニューを表示させなくても再生を開始するといったことができる。
本体前面には4方向ボタン、決定ボタンのほかに8つのファンクションボタンが備わり、再生したいファイル選択や再生中操作といったほとんどの操作が本体のみで行える。ちなみにリモコンに備わる「巻戻し」「早送り」ボタンは搭載されないが、これは左右ボタンにて代用されるため、やはり再生操作で不便を感じることはほとんどなかった。
液晶パネルには再生中は再生時間やファイル名、コーデック情報などが表示され、音楽ファイルの再生時にはスペクトラムアナライザーも表示される。イコライザ機能を持つわけではないのであくまで視覚的な表示に近いが、あればあるでこれもおもしろい。
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